2018年03月07日

愛しきチュウリップ

今年も無事にチュウリップ展が終わりました。image1.jpeg
800 本もの愛らしい花々に囲まれた二日間だ
けのお祭りでした。生ものは経験がなかった
ことですから、扱いには気を使いました。
30種類のチュウリップのバリエーションは、
見事です。小型の原種も愛らしくグラスに入
れて水栽培も楽しめます。すべて富山の高岡
の産のものにこだわりました。
楽しいけれど、二日間だからできる企画です。
来年も待っていてくださる方がいる限り、こ
のイベントをドキドキしながら経験するで
しょう。
写真は今回のチュウリップの一部です。
posted by Tanaka at 22:38| お知らせ

金沢文庫・運慶展と称名寺

金沢文庫は、近くて遠いところ〜〜と思っていました。
横浜にいる頃にも、今の藤沢に来てからも。
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東京湾に沿った、横浜でもかなり横須賀よりで、かつ
ては海路の要所でもあったところです。近くの六浦は、
お能の「鵜飼」のさわりで、安房の国清澄の僧が、こ
こで下船して鎌倉街道を一路甲斐の国石和に向けて旅
立ったところで、鎌倉街道の起点でもあります。
近くて遠い金沢文庫に行こうと重い腰を上げたのは、
運慶の仏像はもとより、長く聞き及んでいた称名寺や、
文庫のあたりの位置関係を見知っておきたかったから。
さしずめ、アースダイバーでしょうか?また、少し寒さ
が和らいできたからでしょうか〜〜
称名寺一帯は海に沿った平たん地で、今は住宅地が門前
まで迫り、背後には森を控えて静かな中に佇んでいまし
た。IMG_2531.jpg
展示では「大威徳明王像」や、運慶・湛慶の合作と言わ
れる「源頼朝供養像」が、圧巻でした。霊験伝説と、副
題が付いている企画らしく、絵巻物などにも作業する運
慶が描かれ底たのを始め、東国に基盤を置いた運慶らし
く鎌倉宝物館、近隣の寺社からの舞楽面など多彩な展示
で埋め尽くされていました。
ただ、悲しいかなこの施設の限界でもある展示室の狭
さは、中身の濃い仏像群故、少し息苦しく感じました。
当日は晴れてはいましたが、白梅だけが咲IMG_2533.jpgいていて称名
寺一帯が芽吹くのはあと少し先のようです。
3 月16日から、重文「十二神将像」の修復完成記念の特
別展が始まります。修理によって得られた新たな知見を
紹介し、金沢文庫文書に見られる資料を読み解き、神将
像の用途についても考える手がかりにするようです。
http//:www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm
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posted by Tanaka at 21:56| お知らせ

2018年01月23日

岡倉天心・六角堂

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茨城県大洗に行くことが決まった時、今まで行かれなかった六角堂に是非寄ってみたいと思いました。

岡倉天心が、ここ五浦(いずら)に六角堂を建てたことが理解に苦しむのは、あまりにも東京から遠く唐突過ぎることからです。
菱田春草、安田靫彦など名だたる画家たちも、集ったようですが〜〜何かに導かれたのでしょうか。太平洋に突き出るように、崖にせり出し、松に抱かれるように佇んでいます。

六角堂は、先の東北大震災で、一気に流され土台だけしか残らなかったそうですが、翌年には再建を果たし復興のシンボルとしても語られるようになりました。

天心は、秋冬はボストンの美術館で仕事をし、夏は五浦のこの地で過ごしたそうです。「アジア」を西洋とは違った文化の原理があるとしたのですが、太平洋戦争中は「Asia is one」が海外侵略を正当化するとされたのは、時代のもたらした不幸な産物でしょうか。

下の写真は六角堂の裏手の山あいにある天心の墓地。
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posted by Tanaka at 17:55| お知らせ