2017年05月23日

砂澤ビッキ展〜神奈川県立美術館葉山

IMG_1976.JPGビッキさんのお名前を聞いたのは高校生の頃の
ことですから、かれこれ〜〜年になります。
このほど葉山で展覧会があることを知り、飛ん
で行きました。ビッキさんは、高校時代の担任
の友人でした。
ある時、学校にビッキさんが訪ねて来られまし
た。みなさんへ、とクラス全員に小さな木彫り
のキーホルダーをお土産にくださったのです。
彼は体格の良い、優しいまなざしの方でした。

昔は知り合いの家に行くと、大抵床の間や玄関
先に木彫りのクマが鮭をくわえているのがあり、
大きなものから手のひらサイズまで、かなり普
及していたように思います。
アイヌの木彫作家のビッキさんが、クマを彫ら
れたことがあるのかはわかりませんが、先日の
葉山で拝見した大きな作品群は、圧倒的な力強
さで、驚きました。あのビッキさんにこのよう
なエネルギーが宿っていらしたことも、若かっ
た私には想像だにしないことでした。

長い年月を経て、再び作品を通して彼と出会い、
あの頃よりは少し深くビッキさんの境遇を理解
することができ、素直に喜んでいます。
posted by Tanaka at 22:17| お知らせ

2017年05月21日

カキツバタ 「雲井の鶴」 雲居の鶴

雲井の鶴(カキツバタ)は、京都妙心寺大法院閑栖DSC_0105.JPG
松岡調師から頂戴した勅花です。師は残念ながら昨年
遷化されましたが、お花は年々花をつけ、今年も見事
に咲きました。
と言いましても、写真のお花は我が家のものではあり
ません。株はまだありますが、育て方の上手な友人に
株分けをしたものです。花弁の先が鋭角で、凛とした
佇まいは、涼やかで気品がああります。DSC_0106.JPG
来年こそは〜肥料もあげて写真にアップしたいもので
す。
京都木野皿山にお住いの某陶芸家のお宅を訪ねた際、
やはり松岡老師から頂いたという、この「雲井の鶴」
が裏庭一体にたくさんの花をつけていたのが思い出
されます。
知りうる限りでは静岡の大中寺、京都の大聖寺にも
あるようですが、一般の方が拝見出来るかはわかり
ません。
来年の今頃、よろしければ梓でもご覧いただけるか
と〜〜
まずはお手入れしましょう。
posted by Tanaka at 09:26| 湘南情報

2017年05月08日

子規展へ〜 神奈川近代文学館

30f6.jpgずっと穏やかな日が続いた連休の一日。
なんと50年ぶりくらいで、横浜は山手まで出かけて
きました。生まれも育ちも横浜の私にとってはいつ
も無条件で好きな場所でした。
山手の町はほぼ変わっていないのですが、丘公園の
辺りから、文学館の一帯はずいぶん人工的になりす
ぎてちょっと耐えられなかったです。


351de.jpg子規展は、朝早かった割には多くの来館者で驚きま
した。折からの俳句ブームもあるのでしょうか、地方
からの高校生も混じり、多くは私と同世代の方々。


夭折の子規の残した仕事の凄さに圧倒されました。俳
句、短歌、写生文などに多彩な表現を追求してきた子
規、親交の深かった夏目漱石との交流の証の短歌、ま
た随筆「墨汁一滴」「病状六尺」そして、日記「病臥
漫録」など多くの資料が展示されていました。。客観
的に見つめた自身の病気を、時にはユーモアをもって
語る。人間子規に思いを馳せたひと時でした。

写真下は、カトリック山手教会
posted by Tanaka at 16:09| お知らせ