2018年09月14日

鯛の歯を使って〜

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梓での金継ぎ教室も、5年経ちました。教えて
くださる鈴木順子先生は、早稲田の美術史研
究から漆の世界に入った方で、漆芸家の元で
訓練を積み、本格的な金継ぎを教えてくださ
っています。
道具にもそのこだわりの一端が伺えます。例
えばトクサを刈り取り、5センチほどに切り
揃え、干したものを磨きに使います。
また、鯛の歯を使って研ぐ道具(鯛牙棒)を
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ご自身で作ります。魚屋の店先に鯛の頭を見
つけると、まずは口元を覗き込むそうです。
鋭い前歯を抜き取り小さな持ち手をつけます。
腐っても鯛と言われ、どこも捨てられないと
は聞いていましたが、歯も抜かれているとは
鯛も想定外だったでしょう。
鯛牙棒は、金継ぎの蒔絵をした後、最後の金粉
の磨き工程で使います。
上の写真は上下の歯、下は、柄を付けた鯛牙棒


posted by Tanaka at 22:50| 日記

2018年08月24日

唐松のチェンバロ

今年も八ヶ岳の友人宅で数日を過ごしました。IMG_3362.jpg
近くの八ヶ岳音楽堂には、この五月初お目見え
のチェンバロがありました。
地元川上村の樹齢100年にもなる唐松を使い、
チェンバロ製作者の久保田彰氏が製作をされた
というもの。ふたの内側には、フランスに注文
を出したという枇杷の絵が単色で描かれていま
す。
昔、演奏会で見たチェンバロはクラシックな佇
まいで、深い緑色でした。
チェンバロはピアノに比べて、奏者も少なく普及IMG_3366.jpg
もまだまだですが,ヨーーロッパでは15世紀から
18世紀に流行したものだそうです。バッハ以前の
「古楽」の代表的な楽器として知られて、繊細な
音色が魅力です。
この音楽堂で8月の何日間か、音大生によるチェン
バロのコンサートが企画されました。
吉村順三による建築で知られた、八角形の木質の音
楽堂に響く音色は清澄で、聞き馴染みのある曲から
フランス宮廷音楽まで、午後のひとときをたっぷり
楽しみました。
下は、八角形の音楽堂の屋根。
posted by Tanaka at 20:32| 旅行

蟠桃!!

見るも聞くも初めての桃。
「ばんとう」という桃の種類ですが、原産地はIMG_3357.jpg
中国とのこと、日本では生産者が少なく、なか
なか市場で見かけることはないそうです。
「平桃」、「座禅桃」などとも言われているよ
うです。
西遊記のなかで、孫悟空が担当してた職務が天界
の「蟠桃園」の管理だったそうですから、面白い
ものです。孫悟空の職業など考えたこともありま
せんでした。
長野でいただいたのですが、その実は甘みが凝縮
していて、美味しくて皮のまま食べられるようで
す。
「西遊記」のなかでは、不老長寿の桃だそうです。
生産の時期も限られるようですが、来年は覚えて
おいて、ぜひデッサンしてみたいものです。
posted by Tanaka at 16:50| お知らせ