2018年08月24日

蟠桃!!

見るも聞くも初めての桃。
「ばんとう」という桃の種類ですが、原産地はIMG_3357.jpg
中国とのこと、日本では生産者が少なく、なか
なか市場で見かけることはないそうです。
「平桃」、「座禅桃」などとも言われているよ
うです。
西遊記のなかで、孫悟空が担当してた職務が天界
の「蟠桃園」の管理だったそうですから、面白い
ものです。孫悟空の職業など考えたこともありま
せんでした。
長野でいただいたのですが、その実は甘みが凝縮
していて、美味しくて皮のまま食べられるようで
す。
「西遊記」のなかでは、不老長寿の桃だそうです。
生産の時期も限られるようですが、来年は覚えて
おいて、ぜひデッサンしてみたいものです。
posted by Tanaka at 16:50| お知らせ

2018年08月13日

出雲民藝館

松江のギャラリーのTさんが、お忙しい中車でIMG_3330.jpg


出雲民藝館に連れて行ってくださった。
距離感がよくわからず、すっかり甘えてしまっ
たのですが、松江からの高速でも小一時間かか
りました。
民藝館では「多々納弘光の仕事展」が開催中で、
「出西窯」のメンバーの一人としてはよく知ら
れていても、多々納氏はひとりの作り手として
の側面は注目されることはなかったそうです。
把っ手を作ること、型を使っての成形をするの
が彼の担っていた部分。展示では四角い蓋物、
バターケースだそうですが、なかなか味わいの
ある作品でした。一ついただけるのなら、これIMG_3321-1.jpg
が欲しいなと思いました。
展示会場は、数日前に初めて空調設備が導入さ
れたそうで、出雲様式のしっかりした建物の中
でひんやり嬉しいひと時でした。
民藝館は入り口に至るファサードが、格別美し
く、提供された山本家は実際に居住された状態
のまま、とのことで差し障りも多いことだろう
と思いつつ、懐の深さと志の高さに感嘆しまし
た。
posted by Tanaka at 16:19| お知らせ

植田正治写真美術館〜松江〜出雲

暑さが厳しい中、松江と出雲に出かけてきました。IMG_3202.jpg
7月の西日本豪雨で伯備線が運休になり、再度の
挑戦でしたが、今回は飛行機に〜〜
米子空港から米子経由でまず向かったのは、念願
の植田正治写真美術館。大山の山裾伯耆町にあり
、多くの植田ファンは世界中から訪れるという。
この日も酷暑の中、足の便の悪い場所にもかかわ
らず次々に来館者があった。
写真では懐かしい昭和の家族の姿が垣間見られます
。故郷山陰に根を下ろし、世界的な写真家としての
評価が定まった後も、繰り返し山陰の暮らしを追い
、生涯にわたり故郷の光や風、素朴な人々の暮らし
を追ったのです。
今回も、「山陰にて」という撮影小旅行の作品が並IMG_3346-1.jpg
んだ。「砂丘」「海辺」「島根半島」「山 農村」
「松江」「湖畔」の六つのキーワードを生涯かけて
撮ったという植田正治のモノクロの世界を堪能しま
した。
二階の大山も望む大きく切り取ったガラスの窓から
は、真夏の大山と白い雲が手前の池に映りこみ、不
思議な撮影スポットになっています。ガラスに貼ら
れたれた山高帽、砂丘の写真にも写り込んでいる帽
子です。
ちょっとユーモラスに〜〜
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posted by Tanaka at 13:48| お知らせ

2018年07月20日

Kirsten Sloth familyと

一年ぶりのKirsten  familyは皆さん元気で安心
しました。2018-05-24 08.29.42-1.png短い滞在でしたが、親切におもてな
しいただき、今回は海と森がすぐ近くにあると
いうKroでランチ。車で15分くらいの清々しい
森を抜けていきます。なんという花か、下草は
真っ白な雪のような小花で埋まっていました。
車椅子生活になった夫君のEarlingは相変わらず
できることは全部自分で始末します。家の中で
も一見何不自由なく動き配膳や台所へのあれこ
れはほとんど彼の仕事です。家族は必要な手助
けはするが、余分なことはしない。見事に自立
した暮らしをされています。
必ず寄るコペンハーゲン在住の織姫、Elisabeth
のお宅でも夫君のSorenは、本当によく家事のあIMG_2850.jpg
れこれを手伝います。今回初めて伺ったMetteの
お宅で、そのことが話題になり、よく手伝う夫君
の姿に感心していたら、「あなたがいる今日だけ
よ」と奥さんの弁! 納得でした。デンマークで
も色々ですね。
写真はKirsten family, 工房
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posted by Tanaka at 00:25| お知らせ

2018年06月28日

やっとArhusへ

IMG_2873.jpg
身辺にたくさんのよんどころないことを抱え、身
動きも取りにくくなりました。
なかなか更新ができませんでした。
というわけで話は続き、Kirstenはもとより、今回
は割合に近くに窯を構えるMette Poulsenも訪ねる
ことを、予定に入れていました。今回はゆっくりし
た時間が作れない私を気遣い、彼女の夫君が運転し
て窯と自宅に招待してくださいました。
作品は、生活に使えるというよりはアートのとして
の面白さがあります。胎土はKirstenと同じで、鉄
分を含んだデンマーク南部の土を使っていました。

IMG_2882.jpg
作家を訪ねる楽しさの中に、インテリアを拝見でき
るという特権!もあります。アーテイストたちの住
まい方、美意識を垣間見るおまけのような時間があ
ります。
Metteの家は公園に面した築150年をゆうに超え
るアパートメント。二人で6部屋を悠々と使い、ど
こも傷んででいなさそうなキッチンを取り替えるの
を楽しみにされていました。

IMG_2879.jpg
そして、ぜひ天井の装飾をみてくださいと言われ、
写真を撮ると、他の部屋も!と、結局6部屋の天井
を写しました。
上はMetteの作品、中はMetteのアパートの窓から、
下は、居室の天井のレリーフ



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posted by Tanaka at 15:42| お知らせ

2018年06月13日

忙中閑あり

IMG_3005.jpg
雨の一日、三渓園のお茶会に行ってきました。
花菖蒲、半夏生、紫陽花としっとりと雰囲気
のある空間と時間を楽しみました。
大寄せも三席くらいがちょうどよく、久しぶり
に良い時間を持てました。床の間の花も虎の尾、
春咲き秋明菊、山紫陽花、京鹿子などが生けら
れ、端正な和空間で美味しいお茶をいただきま
した。

IMG_3012.jpg
特に、八女茶のお薄は始めてでしたが、梅雨の真っ只中、ひんやりした空気感の中で豊かなひと時を過ごせて何よりでした。







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2018年06月12日

コペンハーゲンからDSBで〜 (3)

ロンドンではロイヤルウエデイングの直前でしたが、IMG_2840.jpg
ケンジントン宮殿近くでも静かなものでした。
朝、ハイドパークを散歩してみましたが、期待した
バラの時期には少し早かったのか、一輪も見ること
はできませんでした。そのはず、気温は13℃でマフ
ラーと薄いコートが必要でした。
コペンハーゲンに着いた時には、緊張が解けたのか古
巣に戻ったような安心感に包まれました。どこも自販
機の普及で、チケットも全てカードで購入です。実は
覚えればとても簡単。Arhusまでは3時間ほどの列車
旅です。
IMG_2843.jpg
なだらかな丘が続き、菜の花と空が空間を二分してい
たりで、イギリス南西部への列車旅の風景とよく似て
います。時折、馬や牛がのんびり草を食んでいます。
車内は、学生も社会人もほとんどの人がPCやスマホに
向かっています。私はもっぱら充電と、日本のニュー
スを見たり、読みかけの文庫を開いたりと、嬉しい休
息時間です。
上の写真は、コペンハーゲン中央駅の西口。ホテルから
すぐです。下は車窓からの風景〜〜IMG_2844.jpg
DSBはデンマークのいわば国鉄ですが、小さな田舎の駅
も黒に真っ赤な差し色の粋な佇まい。ポスターや看板も
ないので、すっきりした印象です。
次はいよいよKirsten のファミリーや、織りのErisabeth
との再会です。
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posted by Tanaka at 23:31| お知らせ

2018年06月05日

Leach Pottery へ (2)

バーナード・リーチの工房を訪ねるのは、今回の旅のIMG_2777.jpg
一番の目的でした。
セントアイヴィスのリーチポタリーは、高台の住宅地
の中にありました。
入り口にはリーチのコレクションや、工房の由来な
の説明があり、内部は用途別の小さな棟がいくつにも
分かれて、かつての作業所を回遊できるようになって
います。
工房はもちろん、今でも職人によって制作IMG_2784.jpgが続いてい
ます。ただ、リーチはいないわけですから、存命中に
作られたデザインの食器を作るのみで、新しいデザイ
ンのものはありません。いわゆる定番のみを制作して
いるのです。早い時期に、もう通販の概念があったと
見え、一連の作品群は、写真を見て注文ができるよう
に合理的に仕事をされていたようです。
責任者やスタッフには女性が多く、秋の梓の企画の相
談も含め、大層親切にしていただきました。
posted by Tanaka at 22:33| お知らせ

2018年05月30日

イギリス セントアイヴィスへ  (1)

IMG_2758.jpg
イギリスの南西部の端にある、セントアイヴィスを訪ねました。バーナードリーチが窯を作った、いわばイギリスの陶の聖地です。


ロンドンの中心部パデイントン駅から特急列車で6時間、まさしく地の果てLands endにありました。枝線に乗り換え15分の小さな駅は、ひとり旅の身には思わず心細くなるような佇まいでした。
IMG_2767.jpg


ちょうど半島の先のような地形で、まづは見えるのが駐車場だけ、人家もみえず、焦りました。少し歩き出して初めてそこが海からそそり立った崖の上のようなところだということがわかってきました。



IMG_2774.jpg
暖かく、きれいに晴れた日曜日で極上の時間を過ごしました。何回かに分けてイギリスの旅とデンマークの急ぎ旅の様子をお伝えいたします。






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2018年05月04日

レモネードで元気

真鶴の柑橘系の農園、「オレンジフロー
ラルファーム」では、この時期完全無農IMG_2667.jpg
薬のレモンを栽培しています。
この冬、寒さが厳しかったのですが風邪
もひかずに過ごせたのはもしかしてこの
レモネードのおかげかもしれません。
作り方は簡単。輪切りにしたレモンと、
絞った果汁、それにお好みの量のはちみ
つ、熱いお湯だけです。
氷を入れ炭酸を注げばスカッシュに〜〜
私は夏でも、熱いレモネード派です。
元気の秘訣でしょうか?!
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posted by Tanaka at 09:39| お知らせ

白い花

花の話題が続きます。
IMG_2696.jpg
狭庭に今年もよく咲いたのは白い杜若です。
活けるとあまり日持ちはしませんが、きり
りと清々しい姿が好感を持たれる所以でし
ょう。
今年は、庭のある部分に雑草対策でレンガ
を敷いたため、思うように芽が出せなかっ
たかもしれません。
白の立浪草も、今年はよく咲きました。
この春先は八重のクリスマスローズがひと
かかえほど、ツツジの白も満開です。
白が好き、と言いきれないのは私の気の多
いところ〜〜
白い花の中に、濃いピンクの京鹿子なども
可愛らしいものなのです。
来月には、きっと!
posted by Tanaka at 09:25| お知らせ

2018年04月30日

秘すれば花

連休真っ只中の今朝、久しぶりに我が家で開いたIMG_2716.jpg
「雲井の鶴」です。
この花はもう10年も前に当方で、お茶を教えてく
ださっていた妙心寺大法院の松岡老師に頂いたも
のです。
光格天皇の息女の門跡寺院から拝領したそうで、
他には決してお分けしないように、とのひとこと
がついてまわったそうです。
大切な花、と思えば思うほど枯らさない為に、さ
らに花に詳しい方にも、保険のように育ててもら
いたい。と思うのは人の常のようです。
なぜならこの花は「うちだけ」と思っている方か
ら密かに分けていただいた方が、何人もいるので
す。京都のそこここに〜〜
某陶芸家の裏庭で拝見した時には、驚くほどの株
が見事に花をつけていました。
いつでしたか「家庭画報」には平安神宮の池の端
で咲く雲井の鶴が、見事に写っていました。
「秘すれば花なり秘せずは花なるべからず」は
「風姿花伝」の知られた一節〜〜
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posted by Tanaka at 17:00| お知らせ

2018年04月25日

岡村美和さんの型染め祝儀袋

熊本で、型染めの仕事をされている岡村美和さんIMG_2690-1.jpg
からしばらくぶりで、和紙に染められた祝儀袋が
届きました。
おめでた尽くしの文様は、小ぶりでも何やら楽し
げな雰囲気が漂います。嬉しいこと、おめでたいIMG_2692.jpg
ことが、ひと手間かけた分大きく膨らみそうな気
がします。
静かな薄墨の不祝儀のたとうもお勧めです。
どれも中袋が付いています。
各¥450 税別
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posted by Tanaka at 16:22| お知らせ

2018年04月06日

Harvey Young と Gutte Eriksen

益子在住だったH・Youngの窯は東日本大震災の時に、
壊れてしまいました。その後、アメリカに注文した新し
い窯が届いた時には嬉しそうで、図面を広げ設置の仕方
を盛んに説明をしてくれました。メールで写真も送って
くれたのですが、しばらくして、彼は病気のために亡く
なってしまいました。
IMG_2456.jpg
この春、茨城に向かった折、彼の夫人幸枝さんにもお会
いしたくて訪ねてきました。緩やかな丘に面して、大き
な木立の中に、前と少しも変わらず窯はありました。
梓ができた25年前から、ふとしたことで知った彼の作
品を求めて何度も何度も益子に車を走らせました。実
際に展覧会ができたのは、出会ってから5年が経過して
いました。
彼は、濱田庄司宅の前で偶然出会った、Gutte Eriksen
を頼ってデンマークに渡り、一年間彼女の元で「取っ手」
を学んだそうです。Gutteは1946年には、B.Leachの工
房で共に仕事をしていたそうです。IMG_2624.jpg
親子ほど年の離れたGutteと、Harveyはまるで母子のよ
うに、釉薬のことなどを盛んに話し合う傍目にも素敵な
関係でした。
後年、私が初めてデンマークを訪ねた時には、彼女は腰を
痛めていましたが、手作りのお菓子で遠来の私を歓待して
くれ、赤い釉薬のテストピースをお土産にくださいました。
コペンハーゲンのDesign Museumには、歴代の陶芸家の
作品と共に、彼女の大壺が展示されていました。
写真は、Harveyの遺作と、下はGutteの本と、テストピース。
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posted by Tanaka at 15:43| お知らせ

2018年03月08日

夜の東博「仁和寺展」

この時期にしては生暖かいある日の夕方、
上野の東博で開催中の「仁和寺展」を観て
きました。
IMG_2574.jpg
3月11日までの会期ですから、残りの日数
が迫っているせいか、かなりの来館者でし
た。それにしても重文、国宝の展示物の多
さに圧倒されました。
仁和寺と聞くと、笑えるようなエピソード
がつい思い出されます。
ユネスコの世界遺産にと決定する前に、妙
心寺にも打診があったそうですが、当時の
執事が断ったそうで、嘘か誠かその足で仁
和寺に向ったとか〜〜、仁和寺が聞いたら
気分を壊すような噂を聞いたことがありま
すが、それは老僧のひとりごと〜〜IMG_2577.jpg
〜〜館という所で、混雑の中仏像を拝観す
るのは、ずっと抵抗がありました。時間、
心の動き、堂宇の空気感も含めての拝観、
がかねてより当たり前だったことなのに、
後ろに回ってまるで調べるように、舐める
ように眺めたり、身を置いてみて今回はっ
きりと違和感を覚えました。それは仏像を
信仰対象とみるか、美術品と見るのか、と
いうことにもなると思うのでそれぞれの答
えは違うもの。保田與重郎は、中学生の頃
から、拝観の際には数珠を持って赴いたそ
うです。
ただ、秘仏をしかるべき場所で拝観できる
かといえば、そうでもなく、タイミングや
こちらの心模様も定まらないまま「見物」
することになってしまいます。
秘仏は見られなくても良い!という結論が
今の正直な感想です。自己矛盾もあります
〜〜
閉館時間、外に出れば満月が東博の上で、ま
るで見守るように照らし、しばしうっとりと
穏やかな気分になりました。
これこそ本物の至福!!
                 合掌
posted by Tanaka at 14:43| お知らせ

2018年03月07日

愛しきチュウリップ

今年も無事にチュウリップ展が終わりました。image1.jpeg
800 本もの愛らしい花々に囲まれた二日間だ
けのお祭りでした。生ものは経験がなかった
ことですから、扱いには気を使いました。
30種類のチュウリップのバリエーションは、
見事です。小型の原種も愛らしくグラスに入
れて水栽培も楽しめます。すべて富山の高岡
の産のものにこだわりました。
楽しいけれど、二日間だからできる企画です。
来年も待っていてくださる方がいる限り、こ
のイベントをドキドキしながら経験するで
しょう。
写真は今回のチュウリップの一部です。
posted by Tanaka at 22:38| お知らせ

金沢文庫・運慶展と称名寺

金沢文庫は、近くて遠いところ〜〜と思っていました。
横浜にいる頃にも、今の藤沢に来てからも。
IMG_2546.jpg
東京湾に沿った、横浜でもかなり横須賀よりで、かつ
ては海路の要所でもあったところです。近くの六浦は、
お能の「鵜飼」のさわりで、安房の国清澄の僧が、こ
こで下船して鎌倉街道を一路甲斐の国石和に向けて旅
立ったところで、鎌倉街道の起点でもあります。
近くて遠い金沢文庫に行こうと重い腰を上げたのは、
運慶の仏像はもとより、長く聞き及んでいた称名寺や、
文庫のあたりの位置関係を見知っておきたかったから。
さしずめ、アースダイバーでしょうか?また、少し寒さ
が和らいできたからでしょうか〜〜
称名寺一帯は海に沿った平たん地で、今は住宅地が門前
まで迫り、背後には森を控えて静かな中に佇んでいまし
た。IMG_2531.jpg
展示では「大威徳明王像」や、運慶・湛慶の合作と言わ
れる「源頼朝供養像」が、圧巻でした。霊験伝説と、副
題が付いている企画らしく、絵巻物などにも作業する運
慶が描かれ底たのを始め、東国に基盤を置いた運慶らし
く鎌倉宝物館、近隣の寺社からの舞楽面など多彩な展示
で埋め尽くされていました。
ただ、悲しいかなこの施設の限界でもある展示室の狭
さは、中身の濃い仏像群故、少し息苦しく感じました。
当日は晴れてはいましたが、白梅だけが咲IMG_2533.jpgいていて称名
寺一帯が芽吹くのはあと少し先のようです。
3 月16日から、重文「十二神将像」の修復完成記念の特
別展が始まります。修理によって得られた新たな知見を
紹介し、金沢文庫文書に見られる資料を読み解き、神将
像の用途についても考える手がかりにするようです。
http//:www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm
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posted by Tanaka at 21:56| お知らせ

2018年01月23日

岡倉天心・六角堂

IMG_2468.JPG
茨城県大洗に行くことが決まった時、今まで行かれなかった六角堂に是非寄ってみたいと思いました。

岡倉天心が、ここ五浦(いずら)に六角堂を建てたことが理解に苦しむのは、あまりにも東京から遠く唐突過ぎることからです。
菱田春草、安田靫彦など名だたる画家たちも、集ったようですが〜〜何かに導かれたのでしょうか。太平洋に突き出るように、崖にせり出し、松に抱かれるように佇んでいます。

六角堂は、先の東北大震災で、一気に流され土台だけしか残らなかったそうですが、翌年には再建を果たし復興のシンボルとしても語られるようになりました。

天心は、秋冬はボストンの美術館で仕事をし、夏は五浦のこの地で過ごしたそうです。「アジア」を西洋とは違った文化の原理があるとしたのですが、太平洋戦争中は「Asia is one」が海外侵略を正当化するとされたのは、時代のもたらした不幸な産物でしょうか。

下の写真は六角堂の裏手の山あいにある天心の墓地。
IMG_2455.jpg
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posted by Tanaka at 17:55| お知らせ

2018年01月03日

謹賀新年

2018年、今年もよろしくお願い致します。IMG_0376.JPG
好天に恵まれた新年の日々です。
梓はゆっくりとマイペースで、日々を刻んでいきたい
と思います。
永春は「ユネスコの美しい街」に今年は登録したい
と、副知事さんの弁。
川沿いの散歩道もゴミ一つ落ちていない永春。
郊外には、有名な茶園、香の生産、竹細工の集落、
永春ならではのコメ由来の黒酢の産地。中国の4大
酢の産地のひとつです。
緑地保全を、全体の70%にしたいと計画を立てて
いるそうです。
街の中心を流れる川は、運河のように堰き止めら
れていて、時に応じて放流するようですが、豊かな
水を湛えてしっとりと潤いを醸し出しています。
写真は永春の綺麗な街並み。
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posted by Tanaka at 11:13| お知らせ

2017年12月07日

中国永春への旅 1

20171207pict_ch1.jpg思いがけないことで、急に中国福建省泉州市永春への旅が叶いました。当方で長年デッサンをご指導頂いているヤン先生と、大学の公開講座で墨絵を習っている方々との混成グループ。
4泊5日の短い旅でしたが、中身の濃い時間を過ごしました。

暖かい廈門空港から高速で2時間ほど、内陸にはいりますと、そこは泉州。市の書道会館で日本から2名の方の墨絵と書、中国から矢張り2名の書と墨絵の交流展がありました。去年、梓に来てくださった書家、新聞記者、先生のご友人との再会も楽しく、中国
語の会話本を頼りに、すっかり打ち解けました。


永春は更に内陸へと奥まりますが、標高8〜900mの高地にある著名な茶園迄行き、スケ
ッチや散歩などを楽しみました。また、市街は中央に大きな川が流れ両岸には西洋風の
建築物が立ち並び、ヨーロッパの街かと見紛うほど。副知事さんは県の70%は緑を保
全し、中国一の綺麗な街づくりを標榜しているとのことでした。20171207pict_ch2.jpg

写真は永春の宿の前の湖、下はまるでお花のように見えますが、乾かしている線香の束です。永春はお線香の産地でもあり、あるエリアでは町中に仄かに香の香りが漂っています。




posted by Tanaka at 21:53| お知らせ