2012年01月12日

 カフェ工船 in 京都

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京都での仕事の際は、必ず一回は昼食をとるのが河原町今出川二筋下ル右入ルにある「李青」さん。そしてかならず覗くのが近くの「カフェ工船」です。コーヒー党には最近新規参入したばかりの私にとっては、専門店が持ち合わせている雰囲気がちょっと苦手で、勝手に気後れしているのです。ここはカウンターだけの素のままの空間と言うのも気に入っています。若い瀬戸さんは、口数も少ないのにきっちり仕事をされ、酸いも甘いも噛み分けた感じのさっぱりした方ですので、それも信頼に足る要素かも知れません。

その筋では結構知られた店らしいのですが、もうここ何年かは贔屓の店になりました。初対面の時、[梓]を知っていらしたのも感激でした。それは、輪島出身の彼女の父上は漆の作家さんで、梓とは少しですが取引していたのです。また、大宅稔さんの焙煎、と言う事もかなり知られた事実らしいのです。後で調べましたら大宅稔さんの前には「伝説の珈琲焙煎師」という形容がある事も。
その証拠に湘南でいつも挽きたてのコーヒーを届けて下さる「豆吉の仲村さん」は、私のような初心者が、すらすら大宅さんや、カフェ工船を口にするので、もうすっかり見直されてしまったのですから、、。
輪島にきたバーナード・リーチから強く影響を受けたと言う彼女の父上。リーチのピッチャーをお持ちでした。そして私が輪島で見た同じものがいつでしたか「カフェ工船」で使われていました。父上はお嬢さんによい教育をされたも120115_145248.jpgのだと感心した覚えがあります。

コーヒー新参者にはいくつか手元に置きたいグッズがあり、ずっと狙っているのがそこに展示してあるコーヒーミル。
フランスの古いモノらしいのですが、幾つかは大宅さんの私物とのこと。でもいくつかは手放してもよいとか、、。
確かプジョ−の文字がはいっていたように思うのです。舌に記憶がおぼつかないので、カタチから入らねばなりません。

近いうちに入手すべく伺って来る予定です。
posted by Tanaka at 14:47|

2010年06月07日

吉田屋料理店

6f97.jpg京都には美味しいお店が目白押し。敷居の高そうなお店がいくらもあり,そのどれもがそれぞれに魅力があるのです。でもこれほど京都に足を運んでも私の足が向くのは普段着のお店が殆どです。京都の方が日常的にでかける,味もお値段もすこぶる普通の所ばかり。そう,例外は祇園祭りの宵宵山にでかける染めの吉岡先生とご一緒の<和久伝>くらい。
吉田料理店の店構えに驚いたのは、まだまだ私が食べ物処はこうに違いない、との先入観やつまらぬ常識に囚われていたから。多分その筋に馴れた人でも、ほとんどが即座に店を探せない。夜ならなおさらのこと。これもありかな,,と思う店です。
でも構えなどはたいしたことではありません。その店の女将の魅力,味への真摯な追求、おいしいお酒、雰囲気、そのすべてがここに人が集まることを物語っています。
<るるぶ>には載りませんから、ちょっと濃い人々がここに吸い寄せられるようです。知人の紹介のまた紹介という具合に。女将の顔の広さは,海外も視野に入れています。国籍も地域も職業も問わず,面白い面々が集まるらしいのです。二年くらい前に一度行きましたが、お客さんもたくさんで賑わっていました。
昭和の日本の民家の佇まいが、懐かしさを誘います。もしかしたら若い方にはただ古そうに見えるだけかもしれません〜これは世代差がありそうな発言でした。

フレンチから始まり、今では世界各国の料理を手がける吉田裕子さん、まだまだ若くて素敵な元ジュエリーデザイナー。ご自宅に併設の庵には、1万冊の本を所蔵する図書室もあります。秘密ですが、今年から私の京都での常宿になりました。

先日来の、妙心寺での展覧会ではずっと此所のお世話になりました。そういえば蹴上げの山の上にあるこの庵から、朝、車で走り始めましたら猿の親子に出会いました。山自体はそう深いとは思えませんが、比叡の方からずっとずっと山伝いなんですね。

料理店の話しに戻りますが、一度企画展の皆さんと9人で食事に繰り出しました。あまりの空腹のため暫くは無言で何皿もいただきました。一体何種類のお料理がでてきたのかは忘れましたが、格別美味しかったのは穴子の天ぷら、空豆の焼いたん(京都風に言ってみました)などなど。最後の生姜ご飯はもう満腹でやっとやっと口に運ぶ程、満足致しました。

ご興味のおありの方は、<吉田屋料理店>でアクセスしてみてください!!
posted by Tanaka at 20:56|