2019年01月25日

高仲健一さんの屏風

毎年、新春を過ぎる頃、決まって登場するのが
高仲健一さんの四曲一隻の爽やかな屏風です。IMG_3704.jpg
彼は、漢詩に通じた方でして、上方には春浅い
情景を詠んだ詩が書かれて、植物と目線が同じ
かと思えるような芽を出したばかりの野山の草
草が墨で、描かれています。
この前に座ると、まるで野にいるかのように気が
放たれて心地が良いのです。
高仲さんは、房総半島の山の中に住んでいらして、
ヤギや豚を飼い、恐ろしく勢いのいい鶏もたくさ
ん放し飼いのようにしています。もちろん犬も〜〜IMG_3702.jpg
以前の古いお宅は、犬も鶏も家の中をウロウロして
いました。朝、山中での坐禅を欠かさないそうです
が、犬がちゃんと傍に控えているとか〜〜
余談でした〜〜
高仲さんの書斎には立派な筆が、ずらりと並んでい
ます。千葉の某醤油屋さんのご主人の遺言で、高仲
さんに、と贈られたそうです。
屏風は、空間を少し閉じて、少し開けるという曖昧さ
が身上です。関東ではあまり見ませんでしたが、西に
行くほど普通の家でも屏風を見かけることがあります。
他の屏風もしまってばかりいないで、今年はもっと陽
の目を見るようにいたしましょう。
posted by Tanaka at 15:26| 作品