2016年11月29日

蘇民将来

2.jpg晩秋の信濃路を訪ねました。

中央道から松本へ、朝早く藤沢を出るとゆっくり走っても10 時
にはもう松本市内にいます。近いのですがおよそ2年ぶりです。
気のおけない友人との二人旅ですが、元気になったら温泉に〜
という私の願いを覚えていて、彼女が年に何度も泊まるという、
鹿教湯温泉のS館をずいぶん前にとってくださったのです。

もう紅葉も終わりですが、予報通り午後からはポツポツと雨模様。
所々霧に見舞われ宿に着く頃には、本降りでした。
81c.jpg温泉街から少し離れただけで、静かな静かな山宿を体感。

翌日は、お目当ての信濃国分寺(上田)で「蘇民将来」の護符を
いただきました。ご存知の方には今更でしょうね。初めてこの名
前を知ったのは、10年も前の祇園祭の頃でした。京都での食事の
折、お膳の上に和紙に書かれた「蘇民将来子孫也」が載っていま
した。

蘇民将来という情け深い者が、宿を断られた旅人を厚遇したところ、
柳の木に「蘇民将来子孫人也」と書き、これを携帯し、門戸に掲げ
243fc.jpgるとその子孫は難を逃れるという説話が下敷きにあります。
その旅人は、薬師如来の化身であったことから、信仰として広まって
今に至ったそうです。

信濃国分寺の護符は、500年以上の伝統があり地元の蘇民講中の方々
が住職とともに作られている、いわば農民芸術でもあります。地元の
「どろ柳」を原料にしているそうで、木目が目立たず、細工がしやすい
と、説明にありました。

毎年、1月7、8日には縁日があり、符を参詣者に授与されるとか〜〜
今人気の観光地になっている上田も、ここ国分寺に足を伸ばす方はそう
多くは無いらしく、天台密教の寺院らしく小さいながらも品格がある
お寺のように見受けました。
ちなみに本堂北側には大きな蓮池が広がり、夏の参詣はオススメです
し、鐘楼の鐘も自由に撞かせてくださいますが、45度級の細い階段を登
りますので、おみ足の元気なうちにいかがでしょう。

写真の護符は、9 cm位のもので有料です。(1000円)
posted by Tanaka at 11:29| 旅行

2016年11月21日

紅葉かつ散る

/6257.jpg 一枚の紅葉且つ散る静かさよ
         山口誓子
湘南も晩秋の気配が漂っています。
公園の木々も、一枚一枚と葉を落としていち早く
坊主になった木もあります。

新しい街に生まれ変わったJR辻堂駅付近で写した
のですが、駅はこの秋で開業100 年だそうです。
/7d13c.jpg以前は駅の北側は大きな工場があり、なんとも暗
く、寂しい感じでしたが大きなモールができて様
変わり。街は人工的になり過ぎてしまいましたが、
乾いた街の風景の中に木々の生命を感じると、嬉
しくなって体がちゃんと反応します。

辻堂駅の発車メロデイーは、100周年を記念して、
「浜辺の歌」に変わるそうです。梓は、藤沢駅が
最寄りの駅ですので、ちょっと羨ましい〜と、妬
んでいます。
posted by Tanaka at 22:56| 湘南情報

2016年11月17日

山伏の来客と法螺

FullSizeRender-4.jpg前回の、岡 無理弥小品展には多彩な来客がありました。
なかでも異色は、羽黒の山伏のEさんと先達のTさんでした。

以前にもEさんには山梨でお会いしたことがありましたが、
いらしていただいたのは初めてでした。
彼は、新潟在住の半農半修験の行者ですが、今回は四国一
の高山、石鎚山で法螺の関係の集まりがあって参加した帰
りに、お寄りくださったのです。

法螺の名手として知られたEさんは、持参の法螺を梓の空間で
FullSizeRender-3.jpg吹いてくださったのです。なかでもお気に召した「モクレン」
の絵の前に正座し、場を清める法螺?でしたか即興でご披露
くださいました。床を揺らすような響きでしたが、吹き終わ
りますと若い女性は感動で、涙を流していました。

岡 無理弥氏はartist nameで, 本業は文化人類学者岡 千曲氏。
彼も羽黒では20年余修験者としての経験があり、Eさん、Tさん
もそれ以来のおつきあいだそうです。賑やかに旧交を温めてい
らしたのです。(勿論、日本酒を潤滑油として)

今回初めて知りましたが、法螺にはそれぞれの山の手引書(譜面)
があり、それに沿って吹くようです。
目的によって様々な韻律があり、連絡方法のためだけでなく、場
に応じた法螺を吹き分けるとのことでした。

譜面と実際の法螺を写真でご紹介いたします。
posted by Tanaka at 13:24| お知らせ

2016年11月01日

八坂神社の花絵札

茨城県龍ヶ崎の八坂神社では、このように季節の花絵札を作り、
希望の方に分けてくださいます。FullSizeRender-8.jpg
もちろん有料ですが、裏には厄難消除、除災招福窓の祈願の文言
があります。季節の象徴的な植物をシルクスクリーンで表してい
ますが、これを1年分12枚で1セットお願いすることができます。
神聖なお札ですので、それぞれ神主さんが祈願をした上で、送っ
てくださるようです。
居間や玄関先に毎月一枚ずつでも飾りますと、季節感が出て嬉し
いものです。
特別バージョンなどもあるようですので、詳しくは八坂神社にお尋
ねください。確かめてはおりませんが京都の八坂さんにもあるよう
なことを聞いたことがあります。
一枚千円ほどでしたが、今は少し上がったでしょうか〜〜
八坂神社の営業担当(神社ではそのようなな部署はありません)の
ようですが、無関係です〜〜
posted by Tanaka at 00:11| 日記